徳重コンサート礼拝に戻ります

♪ ①教会音楽 こぼれ話
教会音楽ときいて、多くの方が思い浮かべるのは、大きなパイプオルガンではないでしょうか?
確かに、パイプオルガンは荘厳な響きで私たちを圧倒します。
でも、実際教会で使われている楽器は、パイプオルガンのほか、リードオルガン、ピアノ、オーケストラなど、教会の事情に合わせさまざまなものがあります。
また、人間の声こそ、神さまが下さった最高の楽器だから、と全楽器を用いずアカペラで歌うこともあります。
現代ではギター、ベースのほか、ドラムなど、さながらロックバンドコンサートのような礼拝も行われています。

♪ ②教会音楽 こぼれ話
リードオルガンという楽器は、明治期にキリスト教の宣教師によって日本に持ち込まれました。
リードオルガンは軽量であるうえに調律が狂いにくく、列車などに揺られて長い距離を運ばれても大丈夫という特徴を持っており、船で長旅をしなければならない宣教師にはぴったりの楽器だったのでしょう。
構造的に人間が声を出す仕組みと似通っており、賛美歌などを伴奏するのにも適していると言えます。

♪ ③教会音楽 こぼれ話
クリスマスは、キリストの誕生をお祝いする日です。
そして世界で一番初めのクリスマス賛美歌は、キリストが産まれたその晩にさかのぼります。
羊飼いに天使の軍勢があらわれて賛美した様子が聖書に書かれています。
そのメロディは失われているものの、その時歌ったのと同じ言葉に多くの作曲家によってさまざまなメロディがつけられ、今日まで歌いつがれています。

♪ ④教会音楽 こぼれ話
教会ではたくさんの賛美歌を歌いますが、実は16世紀になるまで何百年もの間、一般の信徒は教会の礼拝で賛美歌を歌うことを許されていませんでした(聖歌隊の人たちだけが歌っていました)。
しかし、歴史の教科書にも載っている「宗教改革」が16世紀に起こり、その結果、礼拝ではみなで声を合わせて歌うようになったのです。

♪ ➄教会音楽 こぼれ話
賛美歌には、ハレルヤ(アレルヤと発音することもあります)という言葉がたびたび出てきますが、これは「主を賛美せよ」という意味のヘブル語です。
有名なヘンデルの「ハレルヤコーラス」は主なる神さまが全世界を統治する様が歌われており、ハレルヤという言葉にふさわしい輝かしい音楽となっています。

♪ ⑥教会音楽 こぼれ話
コンサート礼拝で演奏するオルガン音楽は、教会音楽の重要なジャンルの一つです。
オルガン音楽というと、バッハをはじめドイツの重厚な曲を思い浮かべることが多いですが、国や時代によってさまざまなものがあります。
たとえば、イタリアのオルガン音楽には陽気な曲やかわいらしい曲もたくさんありますし、絵画のような色彩感を持ったフランスの曲、情熱の渦巻くようなスペインの曲など、非常にバラエティーに富んでいます。
♪ ⑦教会音楽 こぼれ話
「教会音楽という言葉を聞くと、一般の音楽とは違って、「きよらかな、崇高な音楽」という印象を持たれる方も多いかもしれません。しかし、教会音楽と一般の音楽は、互いに影響しあいながら発展してきたという歴史があります。
明治以降の日本で作られた唱歌は、欧米の讃美歌の影響を強く受けていると言われます。また逆に、世間で流行したメロディーを取り入れて作られた礼拝のための音楽もあります。
イタリアのオルガン音楽などにも、そのような一般音楽のパロディーの例を見る事ができます。